340(茨木) NE−UA4E0LAN
2000年に阪急バスに初登場したCNG天然ガスバスは、日産ディーゼルの車両です。車体は西工96MCツーステップ車両となっています。ツーステップの96MCでは最終増備となるかと思われます。2000年に導入されたツーステップ96MCの特徴として、側面方向幕のスペースを上部に縮め、下の空いた部分に窓が設置されています。
また、この車両独特の特徴として、前から2つ目と3つ目の側窓の間に、緊急時にガスを排出するためのパイプが通してあり、他の部分より太目の桟になっています。また、この桟の上部にはガス排出口が設置されています。
2000年に導入された340は茨木に配置となり、安威団地線で運行されています。
シャーシはNE−UA4E0LANです。
351(茨木) KL−UA452KAN
367(芦屋浜) KL−UA452KAN
続いて、2002年に2台が登場しました。2台とも西工96MCノンステップバスでの登場となり、床下にガスタンクを置けなくなったため、屋上に設置されています。車両の前部に搭載されている大きなハコがそれで、遠くからでもよく目立ちます。よくクーラーと勘違いされるのですが、クーラーコンデンサは後部に設置されています。
シャーシ形式はKL−UA452KANです。
車体自体は普通の西工ノンステと変わりませんが、340と同様、パイプを通すため、前から1番目と2番目の窓の間の桟が太くなっています。ただ、今度のパイプはタンクからエンジンへガスを送るためのものになっています。
その他の特徴としては、この年から本格採用となったLED行先表示、音声合成装置を搭載しています。また、前部ドアはグライドスライド式になっています。2003年に芦屋浜に登場した車両については、ガスタンク形状が低い、独特のスタイルになっています。
配置営業所と使用路線は以下の通りです
社番 | 配置 | 使用路線 |
350 | 石橋 | 池田市内線 |
351 | 茨木 | 安威団地線 |
367 | 芦屋浜 | 芦屋市内線(南芦屋浜) |
368 | 芦屋浜 | 芦屋市内線(南芦屋浜) |
373 | 石橋 | 池田市内線 |
376 | 茨木 | 茨木サニータウン線 |
381 | 芦屋浜 | 芦屋市内線(南芦屋浜) |
390 | 茨木 | 安威団地線 |
391 | 石橋 | 池田市内線 |
436 | 石橋 | 白島線 |