日野大型 低公害バス(純正ボディー車)

132(清和台) U−HU2MMA改

阪急バスにおける、低公害車の始まりがこの車両、132です。日野が開発したHIMR(ハイブリッドバス)で、ご覧の通り、ボディー自体はブルーリボンで、塗装は、この車両で初採用となった低公害カラーです。
形式は、
U−HT2MM改
となっています。
1993年3月に千里営業所管内の、今はなき千里空港線(阪大病院前〜千里中央〜蛍池〜大阪空港)で営業運転を開始しました。この車両については、「バスラマ」の1993年9月号、「阪急バス特集」にも『工場長が語るHIMRの評価』として取り上げられており、非常に評価されていたようです。ちなみに、車内は前から後ろまで横向きのいわゆる「ロングシート」で、現在は取り替えられていますが、登場当初は横引きカーテンだったようです。
なお、大阪モノレールの開業でこの路線が廃止となったあとは、清和台に転属、現在は杉生線を中心に、けやき坂線などでも使用されています。2003年3月に、行先表示がLED式に取り替えられ、ちょっと表情が変わりました。

そして、これまた私事で恐縮ですが、実はこの132が千里時代につけていた幕で、英字入りの新バージョンのリアの幕は私が所有しています。


もどる

inserted by FC2 system