ふそう 純正ボディ ハイデッカー(MS7シリーズ)

2192(茨木) P−MS725S

ふそうの、というより、日本のバスの歴史の中で永遠に語り継がれる名車、と言っても過言ではないエアロバス。エアロバスは1982年に登場し、1992年に現在のMS8シリーズにモデルチェンジされるまで製造が続けられました。阪急バスでも、エアロクイーンM、エアロクイーンW、スーパーエアロUも含め、77台が導入されました。
使用路線は、有馬急行線を始め、東舞鶴など、近畿圏への昼行高速バスにも使用されていました。最近では、茨木〜関空間のリムジンバスや、有馬温泉〜ユニバーサルスタジオ間のシャトルバスで活躍していたのも、記憶に新しいところです。また、過去には運行開始当時の深夜急行バス(日生線)スターライナーに使用されていた車両(84ー1926)も存在するなど、多くの用途に使用されました。1980年代後半の観光部門の分社化で、阪急観光バスに移籍した車両も有ります。両社とも、すでにマイナーチェンジ前(フォグランプ位置が内側に寄っている)の車両は現存しませんが、阪急バスでも、MS7シリーズ後期に製造された車両が今でも活躍しています。
1989年製の2192が茨木に配置され、関倉スクールバスや貸切輸送に、92年製の車両では2367、2368が芦屋浜で芦屋学園スクールバスや貸切輸送に、さらに同じ92年製の2388、2389は、有馬急行線で新型車両とともに活躍しています。
しかしながら、引退の時が近づいているのは確実で、このスタイルの車両を見ることができるのもあと僅かとなりそうです。

有馬急行線で活躍するの2388

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